Monday, 9 December 2019

【2019年12月2-8日(月-日)】 歌う 歌う 歌う そして [協力隊246-252日目]

相変わらず、日中でも気温はマイナス。


路面は凍結しているのが当たり前。ツルッツル滑るから、徐行して走らないと怖い。マイカーは2WDだしタイヤも摩り減ってきているので、尚更だ。


捕獲活動に出るも、エゾシカの姿は見かけない。もはや浦臼から絶滅したのでは、と思いきや、足跡は確認できる。


さほどの降雪でなくても、風が吹くと視界が遮られる。田んぼなどに積もった雪が舞い上げられてしまうのだね。こんな天候のときは、無理に動き回らないのが賢明だ。


ある日は、林道の方でバック運転してたら判断を誤り、軽くハマってしまった。ここは自力で脱出。雪道は、一瞬の気の緩みが命取りだ。


ある日は、週末に控えたライブに向け、会場での練習を行う。


家に帰ると、温度計はゼロ度近くを示している。夏場は30℃くらいだったのに、極端である。


毎朝、お馴染みになってきた光景。


ある日は、もちつき会の手伝い。デイサービスとグループホームが一緒になった感じの施設に、高齢者の皆さん・子ども園の園児たち・各職員さん方など、100名くらいが集まる。


おいしくいただき、おかわりもさせてもらった。


ある日は、隣隣隣町へ。所属する産業振興課はじめ十数人で、忘年会である。もうそんなシーズンか。


土曜は、クリスマス会へ。ワークセンターという、比較的軽度の知的障害を持つ人たちが、仕事をしながら生活している施設だ。


役場の方が音響を任されているということで、そのサポートを。分からないので教えてもらいながら、機材を配置したりコードを伸ばしたりスタンドを立てたり。コードが絡まらない、8の字巻きというのも出来るようになった。


お弁当など飲食が豪華に。


抽選会やライブステージもあり、会場は賑やかであった。かなりの人数で、170名ほどになったと言っていたかな。


しかし自分の作業している姿は、完全に業者の人である。


さて、遂に新しい車を購入した。新しいというか、中古車だけど。
福井で譲っていただいた現行車は、いちど車検を通し、間もなく4年が経とうとしている。だいぶガタも来ており、もう一回りするのは厳しそうなので、4WDでシカも積める、こんなのにしてみた。ちゃんと動いてくれれば良いのだが。


一人カラオケで声出し・ハモり練習・リズム取りをしたら、


日曜は、いよいよライブ当日である。


直前になって、ようやく出演者全員が揃ってリハーサルをすることができた。皆さんそれぞれ、忙しいのだ。


演目はこんな感じ。それっぽく言うと、セットリストというやつだね。


会場には60~70名ほども集まってくれ、意外にも中高年層の方々が多かった。
1は、役場のミュージックマンによるソロ演奏。


その後、フォトグラファー&ギタリストで写真展主催の協力隊と、エゾシカハンター&自称パーカッショニストの僕が加わる。2はインストゥルメンタル。3~7は、横断歩道を渡っているジャケットがあまりに有名なバンドの曲。
僕は基本的に、カホン&なんちゃってハモり担当だ。5だけメインボーカルをやらせていただいてしまったが。


8~11では僕が抜け、ボーカリストである学校の先生が入る。


バラード系を中心に、しっとりと美声が響く。


12,13は僕も戻り、ノリの良い曲で締め括る。


あっという間の一時間。自分なりに練習は積んできたし、緊張もせず、楽しく気持ち良く演奏できた。こんな出演の機会をいただけるとは、ありがたいことだね。


それから、浦臼町出身シンガーソングライター・asahiさんによるライブも行われる。
普段ブログで個人名は出さないのだが、今回は浦臼のプロモーションということで。いやまあ、先のポスターに載ってるけど。


パワフルで天真爛漫なスタイルは、観客を巻き込んでいく。こちらも一時間、盛り上がって、写真展もライブも盛況・成功で終了した。


そして夜は、隣隣町で打ち上げ。ひと仕事を終えたあとのビールは旨い。

住民の方々からも、「良かったよ」「すごいなあ」「多才ですね」「歌も上手かった」などとお褒めいただき、恐縮である。もし機会があるならば、またバンド出演してみたいところだ。次は篠笛ドラムでも良いな。