Tuesday, 28 January 2020

【2020年1月20-27日(月-月)】 天地は万物の逆旅 光陰は百代の過客 [協力隊295-302日目]

冬の間、役場では除雪当番というのがあるそうだ。


役場前の、除雪車が作業できない部分を、人力で雪かきするのである。
月ごとに各課が持ち回りで、さらに週ごとに3人程度の班で担当する感じ。今週が僕の番なので、月曜から金曜まで、少し朝はやく出勤する。


とはいえ、今年は異常なほど雪が少ない。軽く終わってしまうので、玄関前に凍りついてしまっていたところを割ってみたりする。


雪の上を歩き回ってみるものの、相変わらずシカの姿は見かけないし、痕跡すら無い。冬季に、これほどまでシカがいなくなってしまうとは予想外。捕獲という成果が無くとも、いちおう生態調査とはなるものの。担当さんも、いないんだから仕方ないと言ってくれるものの。もどかしい日々が続く。
毎日5時間前後も雪上散歩して汗をかいて脚パンパンになって無駄に良い運動して食べる量が増えているだけだ。


シマエナガ、ちょくちょく見かける。小っこくてカワいいね。


ある日は役場の屋根部分に上がり、雪庇(せっぴ)状態になった雪を落とす作業。とはいえ積雪も少ないので、小一時間で終わっちゃう。


で、週末になる。こちらは空港にて、豚丼とビール。普段は車移動がメインだからね、こんな時くらい、出先でアルコールをいただいても良いだろう。
で、空の便で何処へ飛ぶのかというと、東京である。年始に帰っているのだが、僅か三週間ぶり、また行くという。理由は、この後すぐ。そして浦臼とは関係ない内容なので、興味ない方はココで閉じていただいて結構っす。


八王子市の実家に到着して、寝て、起きた図。十年間ほど続けてきた坊主頭しか知らない方のために、髪を伸ばしてカラーもした佐宗の図をお見せしておこうかと。どうでもいいっすか。


オールバックにすると、あんまり色わかんないけどね。

さて髪も固めたところでお出かけするわけだが、今回、母方の祖父母&佐宗家で一泊二日の旅行をしようということになったのだ。これまで、なかなかみんなで出かける機会も無かったし。まだ元気とはいえ、二人も歳を重ねてきたし。ここらで一回、行ってみようかーという。
ちなみに父方の祖父母は既に他界してしまっているので、より一層、大切な存在だね。


そんなわけで、神奈川方面の海沿いを車で走っていく。お昼に海鮮を食べて、


伊豆半島は伊東市に到着。2時間くらいで来られてしまうから、まだまだ安泰な観光エリアだ。全国、寂れてしまった観光地をあちこち見てきたからさ。

大室(おおむろ)山というところのリフトに乗って、


頂上、標高580m地点へ。曇ってるけど、海やら町やら、一面を見渡すことができる。


集合写真と共に、メンバー紹介しておこう。佐宗家が、父・母・僕・妹・弟。そして祖父と祖母で、7人である。
順番に言うと、左から僕・父・祖父・祖母・母・弟・妹、だね。まあよく分からんか。


スキー・スノボ以外でリフトに乗ることも、なかなか無いな。


宿に到着。8名まで泊まれる部屋で、小洒落た上品な感じ。寝るときは布団だと思ってたら、4人用のベッドルームが2部屋あった。キッズスペース的なところもフカフカで、そこでも寝られそう。


観光よりも、のんびりするのが目的。ということで、みんなで足湯してみた。じんわり温まるね。


夕飯は、期待できそうなお品書き。


その一部は、こんな感じだった。もちろん旨かった。


写真を撮ってもらったら、じっくり温泉に浸かって、ゆったり部屋で寛いで、しっかり寝て。


出立の朝に、もう一枚。素敵な宿だった。
帰り道も2,3ヶ所に立ち寄りつつ、夕方には帰宅し、解散。一泊二日とはいえ、のんびり過ごせて、心身もリラックスできて、楽しかったな。

この7人で旅行するというのは、実に18年ぶりだった。僕が中学生のときに海バージョンの夢の国がオープンして、みんなで行った以来だ。佐宗家の5人に限ってみても、10年くらい前のスキー以来。こうしてみんなで出かけて、思い出づくりができたというのは、嬉しいことだね。

良い旅であった。また、こんな機会があると良いな。