Friday, 23 August 2019

【2019年8月17-23日(土-金)】 When your words mean nothing, I go la la la [協力隊139-145日目]

※記事内に、捕獲した鳥獣の写真を掲載している。
小さく表示しているが、苦手な方はご注意いただきたい。
なお当ブログでは、有害鳥獣問題は全ての人に関係していることであり、
その現実を知って考えていただきたいという想いから、モザイク等は使用しません。


土曜日は、浦臼町の射撃場へ。


猟友会で射撃大会をするとのこと。と言ってもガチのものでは無く、「お遊び」。


ライフルの人は150m、散弾銃(ハーフライフル)の人は100mの距離。僕は後者である。


シカの捕獲に使用している銃ではなく、散弾銃の方を使用した。
スコープは付けていないから、的というよりも紙に当たれば良いという感じだ。


というのも、以前から所持していた鉛の弾が残っていたため。
北海道では鉛が使用禁止されているし、そもそも普段はハーフライフルを使用しているから、残弾処理である。


黒いところに当てたかったけどね、肉眼で100m先だと、もはや狙いも何も無い。ぼやけるし。


僕と同じ銃を購入した方がおり、ライフル指導員でもある方がアドバイスをしていた。僕も参考に。


その後、バーベキューが行われる。ジンギスカンに、シカ肉に、


海鮮も。おいしくいただいた。

のだが終盤、残念なことに、お酒が入ると荒くなる人の矛先が僕に向いてしまった。
言っていることが要領を得ず、何を怒っているのか殆ど分からなかったけれども。
要するに、僕がシカを獲ることで、自分たちの分が無くなるのがおもしろくないらしい。

けっこう色々な暴言・恫喝を受けた。
「おめえ猟友会から除名すっぞコラ。したらこの町にいられなくなっからな」
みたいな感じ。僕は痛くも痒くも無いから、ご自由にどうぞというところだが。
笑って聞き流してたけど、まあ地味に傷付くよね。町のためにと思って真面目に仕事してきただけなのに、哀しいことである。


それがあったからでは無いが、今週からは、エゾシカの捕獲を行わないこととなった。
いまは抑えておいて、10月に食肉加工施設が稼動を始めてから、どんどん獲りましょうということだ。


しばらくの間は鳥類、つまりカラスとハトを追うのが中心になる。


試しに、ハトの肉をいただいてみた。取りたては紅く輝いており、本当に綺麗だ。
ほとんどクセも無く、おいしく食べることができた。


カラスを探して町内を走り回ると、100羽ほどの大きな群れが3つ4つ。
しかし基本的に住居が近いので、なかなか撃てない。それをやって、書類送検だの銃の取り上げだのになる人も、ちょくちょくいるのだ。
法律が杓子定規すぎるんだけどね。どんな状況下であれ安全を確認してから撃つわけで、それなら問題ないだろと思うのだが。


しかし、そうなると非常に面倒くさいので。
追い立てながら、田んぼの真ん中など、発砲できる場所に行ってくれたら引き金を引く形になる。


プライベートでは、水曜日の夜にコーラス。ホールでは今週、写真の展示が催されていたので、囲まれながらの練習だ。
歌いながら、声量が足りていないなと感じる。声の出し方は、未だよく分かっていない。


散弾銃とはいえ、まとめて何羽も捕獲できるわけではない。近付いたらすぐ逃げてしまうから、難しいし。
一羽いちわ積み重ねつつ、警戒心を与え、追い払い効果を上げるしかないか。


一週間の捕獲数は、ハト2羽・カラス7羽だった。町なかで行う難しさは感じるが、慣れてくれば、もう少しいけるはずだ。





ちなみに先の件だが、週明けには謝罪くらいあるだろうと思っていたものの、何も無かった。当人は覚えていないのかもね。
どこへ行っても、尊敬できないタイプの人間はいる。反面教師だと捉えるしかないね。

シカだけにな。