Saturday 9 November 2019

【2019年11月2-8日(土-金)】 まるであなたが側にいるような 優しさ香る [協力隊216-222日目]

三連休明けの火曜日は、そば打ち体験事業のお手伝い。浦臼町の小学5,6年生および中学1年生は、学校の学習として、学ぶ場があるそうだ。
福井県大野市の和泉地区では、紙漉きがコレに該当していたわけだが。地域性だね。

で、僕は協力隊として手伝いの招集がかかったのである。まずはネギを刻む仕事を仰せつかったので、サクサクと刻んでいく。こういうのは、ムダに器用だ。


そば殻の黒味が混じった、白い粉。


小グループに別れ、そば打ち愛好会の講師に教わりつつ、粉からコネて切ってと作業を進める小学生たち。中学生は後日だ。


細いのから、きし麺みたいに太いのまで様々。個性がある・味がある、と表現しよう。


調理のほうは、大人たちが担当する。そば打ちの会・教育委員会の職員さん・協力隊といった面々で、茹で・水締め・分配・湯煎・盛り付け等をライン作業でこなしていく。
僕は湯煎・湯切り担当だった。福井の道の駅に手伝いで入ったとき、似たようなことをしたな。


まかない。2,3杯いただき、お腹いっぱいだ。鰹のダシがまた良い香りだし、旨い。


水曜はジビエ施設の定休日なので、エゾシカ捕獲は行わない。だからと言って役場の自席でボーッとしてるわけにもいかないので、調査に出てみる。
5月下旬に歩いてみた林道。シカとの遭遇率も低そうだったので夏場は全く来ていなかったものの、こういう機会に再調査。繁殖期とか季節移動期とかで、出てきてるかもしれないからね。


痕跡は複数あった。


足跡も数箇所。数が多いわけではなさそうだけど、2,3頭なら捕獲できるかもね。


それは良いけど、めっちゃ寒い。雪なのか霙(みぞれ)なのか霰(あられ)なのか判別つけがたいモノが、ずっと降り続けている。


木曜も降ってた。捕獲活動に出るも、シカの目撃は無い。最近、シカ運が低いな。


夜には、玉入れ大会に向けた練習、3回目。本番直前の調整となる。1分間で20個くらいは入るようになってきた、白い玉。チームの足を引っ張ることは無いかな。


金曜の朝には、積雪。11月上旬でこんなんなるという概念が無いので、頭と体の理解が追いついていない感じだ。福井でも、12月に入ってからくらいじゃなかったかね。


この日は、中学生のそば打ち体験。朝一で缶コーヒーをいただいたが、このロング缶というやつを選ぶ人は珍しいほうらしい。若いときは良いけど、歳を重ねると甘くて飲みきれないそうだ。拙者は甘党なので。


会場設営。このテーブル、一台で高低2パターンできるんだ。便利。


子どもたちが打つ分だけでは足りなくなるので、愛好会の方々も打つ。見事な手捌き。


中学生が来て、その他の大人も加わって、賑わう。
まかないは3.5杯くらいいただいて、今回も満腹。


帰宅時には、足跡が残るくらいに積もっていた。


これから半年ほど、白い花との付き合いが始まるのだね。