ある日は、クマの目撃情報があったとのことで、注意看板の設置をお手伝い。
見たといっても、山の奥の方らしいけど。町としては、こうした看板だったり、
防災無線で注意喚起をしたりという対応をしなければならないわけだ。
ついでに、観光案内の看板も。ちょうど見頃を迎えた、エゾエンゴサクとカタクリ。
浦臼神社には毎朝、数十人もの人が集まるそうである。
運が良ければ、エゾリスも見られるのだ。
ある日のお昼休みには、役場の避難訓練。
放水訓練は、新人職員さんたちで行うのが慣例とのこと。僕もやらせてもらった。
警備員時代に飽きるほど研修でやったのに、腰が入ってねえな。
ある日は、今秋から稼働予定の食肉加工施設に関するマニュアルを受け取る。
疑問点などを洗い出す作業だ。読んでいると、大小たくさん出てくる。
ある日は、鶴沼公園という施設の開園作業などをお手伝い。
メインはボートだ。倉庫から引っ張り出してトラックで運んで、
水に浮かべる。10人ほどでの手作業である。
というわけで、行ってくるぜ。
どばばばばば。
20m先の桟橋まで移動させただけだけどね。
ビフォー。冬季の寂しかった沼が、
アフター。彩りが加わり、賑やかになった。
開園は今週末。多くの人を乗せ、楽しませてくれることだろう。
……なんかこわい。
続いて、テント張りの作業。
もともと骨組みはあるので、屋根部分を人力で引っ張り上げ、
ヒモを結ぶなどして固定していく。
ベンチを並べて完成。風が強く、例年より少し手間取ったようだ。
ちなみに日陰部分には、まだ雪が残っているところもある。さすが北海道。
廃校になった小学校、が博物館になっていた、が今は倉庫になっている建物へ。
カバーを搬入する。
最後に道の駅へ。ゴミの飛散防止等のため、ネットを張る。
雪国は、冬の前と後に必要な作業がたくさんあるから大変だ。
福井でも、雪囲い作業などは欠かせないものだったね。
しかしこういうところに、寒冷地に暮らす人々の、逞しさの所以があるのだろう。
夜には、お疲れさま会。焼鳥やビールで、わいわいと。
臼子ねぇさんのワインもいただいた。飲みやすくて、これはアブないやつ。
体が鈍っていたから良い運動になり、最後に楽しい飲み会となり、良い一日であった。
ある日は、カラス対応。営巣を始めるこの時期、あちこちに巣ができているのだ。
高所の場合は写真のように、消防署の方々にお願いして、
放水で撃ち落としてもらうこともある。
僕としては今後、銃を用いての駆除もしていきたいところだ。
有害獣担当だからね。シカだけでなく、アライグマもカラスもキツネもヒグマも、
なんでも対応できるようにならねばなるまい。
ある日は、町の有害鳥獣対策協議会の総会。オブザーバーとして参加させてもらう。
30羽くらいが同じ区画に たむろしていた。
こういうのを、まとめて駆除できると良いのかな。
色々と経験を積ませてもらいながら、町の役に立っていきたい。
さて、ついぞ4月中には有害捕獲の従事者証が発行されず、捕獲活動はできなかった。
自分の存在意義を感じられない、非常にもどかしくツラい一ヶ月ではあったものの、
制度上の問題というか、まあ仕方ないことだ。
しかし時間は充分にあったので、捕獲に向けての準備や勉強に充てることができた。
そこはポジティブに捉え、5月からは満を持して本業に取り組んでいくと。
楽しみだぜ。腕が鳴るぜ。
なかなか前向きに考えられるようになってきたじゃないか。
ヘタレも克服してきているということかな。どうかな。
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