Saturday, 19 October 2019

【2019年10月7-18日(月-金)】 罰当たりと言われても×××や×××の肉も食べる [協力隊190-201日目]

※捕獲した鳥獣や、エゾシカ解体時の写真を掲載している。小さく表示しているが、苦手な方はご注意いただきたい。
なお有害鳥獣問題は全ての人に関係していることであり、その現実を知って考えて欲しいという想いから、当ブログではモザイク等を使用しない。できれば直視していただきたい。


ある日は、高知県で買ってきてくれたというカツオで宴。


身がしっかりしていて、旨かった。焼き鳥とビールも一緒で、最高だ。


ある日は、年齢の近い3人で札幌へ飲みに。何軒か回って、ビジネスホテルに宿泊する。
浦臼行きの列車は17時が終電だし、タクシーや代行だととんでもない金額になってしまう。泊まってしまうのが手っ取り早いというわけだね。


翌日は同メンバーで、Jリーグのカップ戦を観ることに。普段スポーツを生で観戦することは無いけど、テレビでは分からない部分が色々と見えるし、迫力があるし、おもしろいものだ。
結果は見事、北海道のチームが勝利し、決勝戦へと駒を進めた。しかしゴールの瞬間て、本当に0.2秒くらい静まり返ったあと、どわーっと盛り上がるのだね。おもしろいものだ。

他にも海鮮やジンギスカンを食べたりして、ちょっとした修学旅行の気分で、楽しむことができた。


さて、10月2週目からぼちぼちと捕獲活動に出ていたものの、いまは日中しか回っていないこともあり、なかなかエゾシカには出会わない。3週目に入ったところで、ようやく親子と邂逅。シカ猟禁止令が発令されて以来、二ヶ月ぶりの捕獲である。


そして今後は、稼動開始したジビエ施設にシカちゃんを運び入れるわけだが、


自分の車では運べないため、役場の方々に応援へ来てもらい、軽トラで運搬してもらう。毎回お願いするのも悪いし、中古車で良いから買いたいんだけどね。


一次処理の様子を見学させていただいた。逆さに吊り下げられ、


後ろ脚の方から皮を剥がれ、


内臓を取り出され、綺麗に剥かれていき、


首を落とされ、


縦に二つに割られたら、冷蔵室に移動して数日間、熟成される。


こちらは子ども。


内臓などの残滓(ざんし)は、減量化施設で処理される。

グロテスクだとか気持ち悪いとか思われるだろうか。しかし牛や豚や鶏や魚を食べている以上、僕たちが毎日、間接的に行なっていることだ。この事実を直視したうえで、肉うめえと言って欲しいぜ。


別の日には、ジビエ施設の二次処理室に入る。こんな格好で。


町の備品に、シールを貼る手伝い。



ある朝には、車のフロントガラスが軽く凍る。既にストーブを点ける時もあるくらい、北海道は寒くなってきている。


紅葉も進んできた。冷える日では、最高気温も10度ちょっとだ。


あとは久々にカラスを捕獲して、


よくキツネやタヌキを見かけて、


住民の方たちと隣町へ出かけ、中華の食べ飲み放題をして、といった近況。


ちなみに来月、東京に出張することとなった。ジビエサミットというのに、浦臼町も出展するのだそうだ。試食とかあるのかな。
平日の日中だが、お時間ある方は是非。参加は無料だけど、事前登録制とのこと。知ってる人が来てくれたら嬉しいね。


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