Sunday, 15 December 2019

【2019年12月9-14日(月-土)】 数えた足跡など 気付けば数字でしか無い [協力隊253-258日目]

車も変えたことなので、早朝捕獲を再開することに。というのも、今までの車は荷台が無くシカを運べなかったので、捕獲したら役場の方々に運搬ヘルプに来てもらっていた⇒さすがに早朝に呼び出すことはしたくないから、通常業務時間内のみ活動していた⇒新しい車なら、一人でも運べる。といった経緯があったため。
早朝と言っても、いまの時期は日の出が7時頃。夏場の4時に比べたら、だいぶラクである。


積雪しているので、あちこちで様々な足跡は確認できる。楕円が二つ並んでいるのが、シカ。


顔みたいなのがウサギ。進行は手前方向。


アライグマだと思うけど、違うかも。


花形みたいなのはキツネ。


これは佐宗だね。


除雪の入らない町道は、猟友会も含め、人の立ち入りが無くなる。となれば僕が徒歩で行くだけなので、やりやすいというか気兼ねしないというか。


エサも無くなってきたからか、こんな枝を齧ったり、


田んぼの畦をほじくり返したりもしているようだ。


頻繁に通っているらしい場所には、足跡もフンも削がれた枝も散見される。


痕跡のある場所ない場所は分かってきたが、シカの姿は見かけない。


役場のスノーシューも借りて、さらに雪上行動がしやすくなった。


ある朝は、あんなところでキツネちゃんが呑気に寝ていた。かなり近付いても気が付かず、


距離が10mくらいになって、ようやく脱兎の如く逃げ出した。この場合、脱狐か。
キツネは狩猟獣であり有害獣捕獲許可も出ているんだけど、この時期にこの場所で悪さをしているわけでもないし、命を奪う必要は無いのだろうと思う。


一日じゅう、あちこち歩き回ってみる。


じっとしていると寒くても、雪の上を行進していると暑くなってくる。着たり脱いだり、体温調整がめんどくさい。そして通算5時間とか歩いたら、さすがに股関節が痛くなってきた。


雪景色の中、自分ひとり。なんだかパラレルワールドにでも迷い込んだような、ちょっと不思議な感覚があるよね。
ここまで、ひたすら雪の写真。シカは捕獲どころか、ついぞ目撃すら一頭も無かった。今月ゼロなんてのは避けたいけど、有り得るかも。


ある日は、手作りだという豆腐をいただいた。ふだん買っては食べないので、ありがたい。


土曜日は、月に一度の「だれでも食堂」。手伝いに来るのも、6回目となった。


飾り付けは、クリスマス仕様。


こうした手芸の得意なお母さんがいるのだ。


可愛らしい作品が吊り下げられていく。


折り紙コマは、持ち帰り自由。地味にハマるんだよね。


出入り口で滑らないよう、雪や氷を綺麗にしておく。といった地味な仕事は、人知れず僕がやっておく。と地味に載せておく。


からあげがメインということもあってか、


今日は大繁盛。ここ3回ほどは20~30名の来客だったものの、今回は50名近く。賑わっており、何よりである。


今年の食堂は終了し、来年は煮込みハンバーグから始まる。どなたでも歓迎なので、是非。


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