※記事内に、捕獲した鳥獣の写真を掲載している。
小さく表示しているが、苦手な方はご注意いただきたい。
なお当ブログでは、有害鳥獣問題は全ての人に関係していることであり、
その現実を知って考えていただきたいという想いから、モザイク等は使用しません。
週の初めから、シカの捕獲があった。
浦臼に来てからは4頭目。ここまで全てメスだ。
日中に回っていると目撃自体が少ないので、
遭遇したら確実に捕獲しておく、というのは大切なことである。
戦利品の背ロース、ありがたくいただいておく。
僕たちは毎日、牛や豚や鳥や魚を大量に殺しているのだけど、
それを意識している人は全人類の1%にも満たないだろう。
こうした罪ある仕事をしているからこそ、感じられることは大きい。
さて、週の真ん中には、こちらの仕事。
今から一緒に これから一緒に殴りに行こうか。
朝の8時開始だが、既に行列ができていた。
浦臼町の最奥部、ゴミの最終処分場にて、農業廃棄物が大量に持ち込まれる。
春と秋、もとい6月と10月頃に行われるようだ。
入場時と退場時に、車両の重量が量られる。差分の料金が請求されるシステムだね。
品目ごとに、各廃棄物が投げられていく。
JAさんと役場と、スタッフ10名ほどで、荷投げ作業に携わる。
10台くらいが1ユニットとなって、入れ替わっていく。
重量モノも多く、なかなか体力仕事ではあるものの、
仕事と小休止のメリハリがあるので、やり易い。
とはいえ、晴天の夏日。北海道にしてみれば炎天下。
水分をしっかり補給しながら、良い汗をかきながらの作業である。
8時-12時は途切れることなく受け入れ、13時-15時はぼちぼちで、計6時間。
肥料袋、ビニール類、
ポリ類、フレコン(フレキシブルコンテナ)類、
農薬容器類、苗箱類、
タイヤ類と、なかなかの量が集まった。
逆に言えば、これだけ第一次産業に力が入れられているということである。
稲に用いられる苗箱の数が想像以上。
僕はここをゾーンディフェンスすることが多かったかな。
事務所に籠もっているのも、毎日ひとりで捕獲に回っているのも、
ちょっと飽きが来るところはある。
たまに体を動かして良い汗かいて、爽快な一日だったね。
まだまだ動き足りないくらいだぜ。
退勤後には、一緒に頑張った役場の皆さんと慰労会。
大量に汗をかいた後のビールが、五臓六腑に滲みわたるのであった。
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